明日は、収穫祭!

ARTOROの田んぼ。収穫した米を食べれるようにする脱穀と籾摺りを機械任せじゃ、ダメじゃない?と田中くんが言い出して、私も今年はじめて脱穀と籾摺りをやってみた。

これまでも、杵と臼で籾摺りをやってはいたが、ありゃ、だたのパフォーマンスだった。格好を真似して、「これって、音楽の始まりだよね〜」なんて言ってたけど。何のために、どの作業をラクにするためにこの道具があるのか、さーっぱりわかってなかった。ただもう、やたらめったら杵で叩いてた。そう、あれは叩いてた。だから、米、割れちゃってたんだ。

摺るんだよ、ずりっと。

手が道具を持つと、素材との距離が遠くなって、観察しなくなる。機械に任せたら、素材は見えない、操作の仕方を覚えるだけだ。

いろんなもの、こと。なぜ、そうするのか?わからないまま、型だけ、やり方だけ真似してもダメ。それじゃ、応用がきかない。機械なら、なおさら壊れても自分で直せないし、何で代用できるかもわからないだろうな。

籾摺りは、一升瓶に米を入れて棒で突っつくイメージがあったけど、インターネットで検索すると、すり鉢と軟式ボールでやると良い、とあった。軟式ボールはなくて、石の球で代用して、友達とゴリゴリゴリゴリやってみた。1時間半かかって、カップ1/4程度。こりゃ、一人でやる気にはならないし、かーちゃん、外へ仕事になんか出られないよ。

自炊というか、ご飯は家で作ってます!なんて自信満々だったけど、すぐ食べれるように準備してもらってる。時短のために無洗米もある。わたしたち、何で、こんなに時間がないんだ?時短で稼いだぶん、何に時間を使ってるんだろう?

梅原 浩子

すり鉢とスリコギでゴリゴリやって新聞紙の上でフーフーってもみ殻を飛ばしました。

木佐貫 義人

手動でひとり分の一握の稲籾を脱穀するにあたって、つきのみ農園の銀杏の剪定木をノミで彫って小さな臼を作り、杵は谷津山のニッケイ。おひつの蓋から入れ物へ落とす時にうちわで扇いで、ひとり唐箕。

これは、唐箕のしくみを知ってるからできるのかな?箱ん中、見たことあるのかな?

田中 友也

杉の板とシリコンか何かのゴムで一粒ずつズリむいてやりました。そして、一粒ずつ指先でつまんで器に入れました。いっぺんにやろうとすると上手くいかないようで、一粒ずつ勝負しました。

長谷川 未紗

地道にやってますが、籾殻ってとれるとあまりにもかさが減るものですね…

明日の収穫祭は、どんな風に籾摺りしたか談義になりそうです。

明日、杵と臼で米を撞く時は、前とはちがって美しいフォームの自分が見えるよ。(笑)

 

(テキスト:本原令子)