2017年 1日講座 講師紹介 本間一恵さん

バスケタリー作家の本間一恵さん。
世界中の編んだものをコレクションしています。
「編む」という行為は、住まいすら作ってしまう。バスケタリーというクラフトとも言えないカテゴリーは、実に面白く、ヨーロッパではとても盛んです。今年の2月、バスケタリー作家の本間さんが、登呂会議主催『登呂でオレらは、考えた。』展の関連イベントに来てくださった。琵琶の制作者で、演奏者でもある大橋鶴鵬さんのトークのあと、縄文かごのつくりをひもといているなどの近況をうかがい、私たちがやろうとしていることを話したら、一緒に考えてくださる!とのこと。
まずは、農家のおばあちゃんが作った稲藁のポシェットを作りたい!とお願いしました。これまで、何人かの作家さんにこのポシェットの作り方を尋ねたけれども、なかなか分からなかったのを、本間さんはカンタンに、手元にあるものを道具にして作る方法をみつけてくれました。
私たちは、去年(2015)から、ぼっ立ってる竹からカゴを作りたいと動き始めましたが、刃物を使ってひごを作るので、なかなかワークショップを行うにはいたらない。竹皮でおにぎりを包んで出かけるのなら自分たちでもできるのでは?と話すと、「竹皮でカゴを編めばいいじゃない?」
え?
そんなことできるの??
できました。

竹皮は、今年6月に興津のつきのみ農園さんでご紹介いただいた真竹の竹林で拾い集めました。
https://www.youtube.com/watch?v=ingUS8mOHIo

この竹皮を使って、カゴを作ります。
拾い集めたものは、少しカビが生えたり、拾わずに青竹から剥がしたものは、丸まって広げられない。乾かしてる途中でスタッフの三橋さんのお風呂場では蟻が大発生。サイズもバラバラ。形もサイズも揃った中国産の竹皮を購入しようか?とあきらめかけた時、本間さんは「短くても重ねて継げばいいので問題はありません。」と。
そうだ、編む行為は、反発する力をおさえて、おさえて、カタチができていくんだった。だから接着剤はいらない。
楽しみです。