縄をなう。
開催日時2016年12月4日(日)
13:00〜
会場静岡市登呂博物館1階 多目的ホール

2016年12月4日のアートロは「縄をなう」今年収穫した稲の藁を使い、今も2000年前も生活の必需品である縄をなうワークショップを行った。講師はアートロ米の種籾提供者、藤枝の有機米生産者松下明弘さん。今季アートロ参加メンバーの必修科目!さて、どんな?と!が生まれたのやら・・・。
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「縄をなったこと無い人?」
集団に問えば大多数の人が手を上げる現在。
今年最後のアートロもそうして始まりました。
代々農家の松下さんはこう言います。
「縄をなうなんて教えてもらったことないよ。
オヤジとかが普通にやってるから目で見て真似しただけだよ」
アートロで育てた稲。
今年も穂刈りし、脱穀し、モミを取り除き、土器で煮炊きしてみんなで食べました。
残った藁を使い縄をなうのです。
稲はスゴイ。
一粒が1000倍になる事だけがスゴイ訳ではありません。
藁は、繊維で、燃料で、建材で、断熱材で、肥料で…
それらを材として利用し、衣服や、カゴや、屋根や、焚き付けや、身の回りのあらゆる物に形を変えて使われています(した)。
日本人が2000回も稲を育て続け生きてきたと言う事は、稲を育て生きる事に適した生物に進化適応してきた歴史では無いだろうか?稲と共にあなたとわたしの手の平は、2000年の間、縄をなうことに適した形への進化の結果(過程)とも言えるのでは無いだろうか?
登呂からの自転車帰り道、本当の昔の人と一緒にそんな余韻に浸りました。あの頃と同じ場所で、手の平の中で藁を転がし、2000年前に想いをはせる。登呂遺跡っていいなー。

田中 友也

残った藁を使い縄をなうのです。