竹皮でカゴ作り
開催日時2018年3月4日 (日)
場所登呂博物館一階ホール
講師本間一恵
竹の皮はおにぎりも包める。使い捨てのサランラップやアルミ箔と違ってなんども使用できる。今回はこの竹皮を使って、カゴを作る。折ったり切ったりするのに、ハサミなどの道具はいっさい使わず、制作。切れ端は紐にもなる。


①竹皮を切る
竹の皮を手で3等分にしていく。割れてしまった場合は、水につけて湿らせる。
②ストラップを作る
切ったものを一本一本端を折っていく。 幅を1.5cmにする。
③カゴの底を編む
竹皮の先端が尖っているものと、 平らなものが交互になるように編んでいく。
④フチを編んでいく
フチの部分は乾いていると編みにくい。湿らせながら上下を意識して編んでいく。

⑤カゴ完成!
余った竹皮は外側に折り、網目に差し込んでいく。 カゴが完成した。
⑥蓋を編む
余った竹皮で、 カゴよりも一回り大きいサイズで蓋を編んでいく。
⑦蓋完成!
一度カゴを作った後の蓋を作る作業は、とても速かった。 竹皮の性質を理解し始めた様子だった。
⑧別の編み方を教わる
今回教わった編み方は中級編。 上級編はフチを編んでから、底を編んでいく。

素材まかせ
竹皮のカゴ作りでは道具を使う工程が一切ない。編むときも、自然に曲がっている方へ曲げる。逆らって反らせると、割れてしまう。素材の性質をよく観察し、活かしながら作ることが大切。

使用した道具
手:竹皮を加工するのに、道具は必要ない。自分の手で素材を理解し、編んでいく。
洗濯バサミ:編んでいる際、竹皮が 緩まないように使用する。

完成品
