わらでポシェット作り
開催日時2017年12月3日 (日)
場所登呂博物館1階ホール
講師本間一恵
足元にある身近な素材で道具を作る。2017年までに縄を綯えるようになった。今回は自分たちで育てた稲わらでポシェットを作った。


①藁を叩く
繊維が切れてしまわないように注意しながら、わらを叩いて柔らかくする。
②縄を作る
わらを4本使って縄を結う。足で抑えながら両手で捻って長さをましていく。
③縄完成
縄が完成。 全員がポシェットに必要な長さを結うことができた。
④ポシェットを編む
ポシェットの編み方を本間さんから教わる。 縄ができた人から編み始める。

⑤サイズを調節する
ダンボールにワラ縄を巻きつけながら自分が作りたい大きさに調節する。
⑥麻紐を使って編む
麻紐を駆使してポシェットの形にしていく。ワラ縄と麻紐が交互になるようにする。
⑦完成
余裕がある人は余ったワラ縄で肩紐をつけるなどした。 お互いの作品を見せ合った。
⑧作品鑑賞
最初の縄を綯う時点で、 縄が太かったり細かったりと、個性が出ていた。

ARTOROでは毎年田植えをする。 自分たちで種もみから育て、田んぼに植え、収穫した稲。コメを回収して残ったわらは、屋根の素材や道具に生まれ変わる。

使用した道具
①横槌と木の板:わらを柔らかくする作業に使用。
②麻紐:縄を編んで、ポシェットを形作るのに使用。

完成品
わらを一から 編んだので 縄の太さに個性が出る。 大きさや形も バラバラ。
