そんな想いで始まったアートロ

今、生きることのヒントを見つけてゆきたい。

1947年7月13日、戦後初となる発掘調査が始まった。「静岡市登呂遺跡調査会」には考古学だけでなく、様々な分野の専門家が参加。日本における農耕生活の実態を明らかにした、学史的に大きな意義を持つものである。自分たちの祖先が農耕生活を営み、ゆたかに暮らしていたというニュースは、戦争が終わって、疲弊した人々を勇気づけた。調査は夏休みに行われ、新聞に掲載された男女が共に、女性はスカートで「歴史をひもとく」発掘作業をする姿は、「新しい平和な時代の到来」も象徴したという。
2012年、あらたな分野の専門家が集まり、登呂遺跡が研究ラボとして動き出した。古代の暮らしをひもときながら、今、生きることのヒントを見つけてゆきたい。
そんな想いで始まった、ARTORO「土がぼくらにくれたもの」。